Pilates as Conditioning Academyは、ご入校頂いた皆様が、自分の目的や目標、ペースに合わせて、自由にご活用を頂ければと思いますが、Pilates as Conditioning Academy代表の小林が考える、おススメの学習手順を以下に記載致します!
旅行のモデルコースの様なイメージで参考になさって頂き、ご自分の目的などにあわせて、上手くアレンジしてみてくださいませ。何か少しでも皆様の学習や成長のお役に立てば幸いです。
養成コースへの参加について
養成コースにつきましては、お申し込みを頂いてから実技講習の日までに、Step5までの学びを進めておいて頂けますと、より理解が深まり効果的です!
事前学習→養成コース→復習→実践→再学習→実践……
といった形で、学びのサイクルを回して頂けることが、一番の成長の近道になります。
先ずは理論をしっかりと学びたいという方は、Step7までを学び、そこから養成コースをお受け頂くのも1つ。
学び方に絶対的な正解はありませんので、何かございましたら、お気軽にご相談を頂き、自分に合った学び方を一緒に考えていきましょう!
Step0:思考力の向上
学んだ知識や身に着けた技術を、実際の現場で活用をして、目の前のお客様をより良くする為に必要なのは、圧倒的な思考力になります。最初に「考え方」について学ぶことで、「1を聴いて10を知る」様に、学びが加速をしていきます!
また、お客様の身体を評価し、トレーニングのプログラムを作成する為にも、ロジカルシンキングなどの能力が重要ですので、まずは「考える力」を高めていきます。
「評価力向上のためのロジカルシンキング」は過去のオンラインセミナーになり、本来はプレミアム会員様、プラチナ会員様のみ視聴が可能ですが、運動指導者、治療家、コメディカルの方全員に必須の内容であり、学びを加速させる上でのベース能力になりますので、スタンダード会員様も視聴が出来る様にしております!
Step1:機能解剖学「入門シリーズ」で基礎の確認
人の身体を考える上で基本となる、各関節の機能解剖学について学びを深めていきます。
基礎、基本をしっかりと理解することで、その後の各関節の評価法やエクササイズなどの学びに繋がります。
運動の面と軸
足部
膝関節
股関節
骨盤帯
脊柱・胸郭
肩関節
肘関節・手
Step2:機能解剖学的評価の考え方を身に着ける
基本の機能解剖学を学びながら、機能解剖学の知識を活用して、お客様の身体の状態を把握していく為には、機能評価が行えることが重要です!
先ずは評価の考え方や、最初に押さえておくと良い評価法などについて、以下の動画を通して学びを深めていくことで、身に着けた機能解剖学的知識を、現場でどの様に活用をしていくのか?についての全体像を理解していくことで、実際の現場と関連付けた学びが可能となります。
※過去のオンラインセミナーは、プレミアム会員様(過去1年分)、プラチナ会員様が視聴頂けます。
Step3:神経科学の基本を学習
人の姿勢や動作をコントロールしているのは、脳や脊髄をはじめとする神経系になりますので、筋骨格系と一緒に、神経系や感覚器などに関する基本について学んでいくことで、姿勢や動作改善における基礎が拡がっていきます!
神経系に関する学びというのは、アドバンスに位置付けられるものではなく、筋骨格系と同様にお客様の身体をより良くする為の基礎・基本になります。並行して学んでいくことで、より多角的な観点からお客様の課題点や改善点について考えることが出来る様になります。
※過去のオンラインセミナーは、プレミアム会員様(過去1年分)、プラチナ会員様が視聴頂けます。
Step4:姿勢や動作の制御法について学ぶ
機能解剖学や神経科学の基本について学んだあと、姿勢や動作がどの様に制御されているのか?を学ぶことによって、ピラティスを活用して目の前のお客様をより良くする為のヒントが得られます!
Step5:体幹部の理解を深め、呼吸や評価法とリンクさせる
運動を通してお客様の身体をより良くする為に、機能解剖学に関する理解をより深めていきます。どこから掘り下げていくのか?と迷った時には、ピラティスで重要視されている「両肩と骨盤を結ぶ長方形=パワーハウス」や「体幹=頭部と四肢を除く、その他の部位=パワーハウス+首」から学び始めることをおススメします!
ストレートネックなどでお悩みのお客様も多いと思いますが、首や腕の動きを改善しようと思った場合、肋骨や肩甲骨のポジション、可動性・安定性を先に整えることが重要ですし、下肢に関しても骨盤のポジション、可動性・安定性を先に整えていくことが必要になりますので、まずは体幹部の理解から深めつつ、その他の部位も学びを深めていきましょう!
骨盤&胸郭
頭頚部&胸郭
※過去のオンラインセミナーは、プレミアム会員様(過去1年分)、プラチナ会員様が視聴頂けます。
呼吸&胸郭
体幹を含む全体的な動作評価
胸郭&呼吸の評価
Step6:現代人の姿勢の特徴や改善法の考え方について学ぶ
機能解剖学や神経科学などを学んだことを活用して、お客様の姿勢や動作の改善方法について学んでいきます。お客様の姿勢に大きな影響を及ぼすライフスタイルに関する理解と、そうしたライフスタイルによって生み出される、現代人の姿勢の特徴についての理解を深めていきます。
その後、姿勢の改善方法に関する考え方について学びを深めていくことで、レッスンを通して、目の前のお客様をより良くするサポートを行います。
姿勢&動作改善の考え方
※過去のオンラインセミナーは、プレミアム会員様(過去1年分)、プラチナ会員様が視聴頂けます。
ピラティスやPilates as Conditioning指導の原理原則
Step7:レッスンの最初に確認しておきたい、機能解剖学的評価とモニタリング
ピラティスを活用したパーソナルコンディショニングを行うにあたり、より安全に、より効果的に行うために、初めに行っておいた方が良い評価法について学んでいきます!
関節弛緩性が高いクライアントの場合、ストレッチを中心とした伸長性を高める種目よりも、スタビリティエクササイズを中心に安定性を高める方が、関節を正しいポジションに保ったまま、制御出来る様になります。
また、大腿骨の前捻角によっても、エクササイズの向き・不向きがありますし、距腿関節の背屈制限がある場合、いきなりフットワークのエクササイズから行うのではなく、先に距腿関節の背屈制限を解除した上で行うことをおススメします。
更には、お客様ご自身に効果を感じて頂く事も重要になりますので、効果を実感しやすいモニタリングを上手く取り入れながら、レッスンを進めていくことが、お客様の運動継続においても重要です。
最初に確認しておきたい評価
レッスン前後におすすめのモニタリング
Step8:養成コース、ピラティス機能解剖®検定、オンラインコンテンツで学びを深める
体系的にコンディショニングエクササイズを学ぶ為に、養成コースへの参加をおススメします!
講師と共に、エクササイズ1つ1つの適切なポイントを確認しながら学ぶことが出来ますので、学びを深めたい方は、ぜひご参加ください!
もちろん、色々な事情があるかと思いますので、養成コースへの参加が難しい場合は、各種エクササイズ動画や、講義動画をご覧頂く事で、今まで学んだ機能解剖学や神経科学などが、ピラティスを活用したコンディショニングエクササイズと結びつき、目の前のお客様をより良くする為の考え方や方法を、効果的に身に着けることが出来ます!
さらに、「ピラティス機能解剖®検定」という、機能解剖学を効率よく学び、今よりもっと、目の前のお客様をより良くする為の検定サービスも実施しております。
以下は過去に開催した、オンラインセミナー動画になります。
※プレミアム会員様、プラチナ会員様のみ視聴可能です。
今後も月に8本程度の動画や記事コンテンツが追加されていきます。
それ以外にも、より多くの評価やエクササイズ、応用的な内容も足されていきますので、更に学びを深めて頂ければ幸いです。
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